想いが繋がりリレーは続く

昨日の続きが今日である
ように
過去から続いてるのが現在だ

私の今日の話は昨日から続いている

〔巻き戻し〕
月曜日、髪を少し切りました。
サロンスタッフの勝手なセレクトにより
鏡の前に雑誌が置かれる。
『天然生活』
パラパラ読んでいたら
ググッと引き込まれた。
テキスタイルデザイナー脇阪さんのお話。
仕事に対する考えも
実際の商品も響いたので
どんな人なのかもっと知りたくなった。

仕上がりを待って
美容室を出てそのままネットカフェへ。
脇阪さんが現在進行形で携わるブランド
SOU・SOU
のページへ。
そして出会ったんだ。
恋に落ちたんだ。

明日絶対会いに行く!
きみをわたしのものにする!

と誓ったんだ。

火曜日、今日。
朝になったから
いそいそと出かけた。
恋の相手まっしぐら。
目的地は青山。
表参道駅から歩いて5分のお店で
待っていてくれた。

お店の名は
SOU・SOU足袋》

昨夜ホームページで見た、
このブランドの地下足袋シリーズに一目惚れしたんだ。

そして、正確にはこの地下足袋とこのデザインが生まれた物語に感動したんだ。

《日本の技術を使って
さらに楽しいモダンアートを》

この考えに賛同して
この考えを身につけたくて
一足お買いあげ。

ドキドキワクワクうれしい

原宿駅で観たい個展があるから
青山から歩く。
地下足袋くんとともに。
楽しく。

表参道ヒルズの路面ギャラリーで個展やっててポスターに惹かれて入った
《たなかしん》さんの絵。
ひとつひとつに想いや物語があって
好きになった。
ポストカードをたくさんの中から一枚選んで、そこにサインをもらった。
活動拠点は明石の方。
出会えてよかった。

ギャラリーを出て
ふと顔を上げたら
目に飛び込んできた
《PASS THE BOTON》

 ! ! !

ずっと気になってたお店だ!
ここにあったんだ!
気づかなかった!

PTBは新しいリサイクルショップ。

扱われている商品すべて
この店に並ぶまでのストーリーがある。

もちろん今までのリサイクルショップもそうだったのかもしれない。

だがここでは
そのストーリーが
それぞれタグに書いてある。

その商品を気に入った人が
そのストーリーごと引き継ぐ

バトンを渡す者がいて
バトンを受け取る者がいて
リレーは続く

内装もあらゆる物語を想起させる工夫がたくさんあって
面白かった。

このコンセプトに
強く賛同したから
デザインも気に入った
PASS THE BOTONトートを。

お金を払うという行為によって
賛同・応援の気持ちを表明する。

ここ最近よく書いてること
つまりよく考えること。

自分の持っているお金が基準の上で

《これは適正価格か?否か?》

それを思い、納得してお金を使うようになって
なんかスッキリしてきた。

時間があったらもっとゆっくり店内を見たかったけど
まだ一番の目的地についてないのだ。


てくてく 着いた


黄色いイチョウの木の近く
黒い壁の建物から
あたたかい光がこぼれている

「たけながえりのイラスト展」

高校の吹奏楽部の先輩の初めての個展。
吹奏楽部の定期演奏会のポスターを描いた先輩。
そのポスターの絵がとてもかわいくて楽しくて
みんなその絵のファンだった先輩。

10年たっても変わらず絵が好きで
絵自体はさらにステキに変化している

また
変わらないもの
変わったもの
の美しさに感動した。
涙があふれてきた。

おめでとうございます。
もっともっと広がりますように。



地元、高尾に戻り
高尾駅舎に入っているお店《群言堂》による
「たべる駅弁しゃべる駅弁」
というイベントへ。
(群言堂のことはいずれまた)

50代前後の来場者が多い中
同世代の人を発見。
イベント前とイベント後にお話したら
まさに卒論執筆中の学生で、名古屋出身だった!
音楽活動もしてて
話題が次々わいて面白かった。
さらに同世代の群言堂スタッフも加わり
話が広がりそうなところで
タイムアウト
きっとまた。

ストーリーがあるもの
ストーリーがあるひと(ない人なんていないかな?)
が好きだ

という自分再確認!

の日だった。

おはなしはつづく

リレーもつづく