10/6 Learn, Unlearn, Relearn !

学べ 忘れろ また学べ !

草間彌生さんの自伝を読んでます。
日記のタイトルは
草間さんが芸術活動をするときに掲げたスローガンのひとつ。
まだアメリカ行きの飛行機もろくに運行してないころ
日本は窮屈すぎて
ニューヨークへと単身渡米した彌生さん。
国境をはじめ
人種、年齢、男女
いろんなボーダーがない世界を目指し

いろんなボーダーをなくせ

と様々な活動してたんですね。
文字で読むだけで刺激的なのに
実際のパフォーマンスはどんなに鮮烈だったのだろうと思うとドキドキします。

今日、
吉祥寺に行く用事があったので
また行きました。
草間彌生展。
100円だから気軽。
わずかな滞在時間だけど
ふらっと宇宙へ行けました。

しかも!
吉祥寺に向かう電車、
降りようとしたらその扉の近くに
久しぶりの人が立っていました!
お互い突然すぎて
一瞬パニック。
でもすぐに会っていない時間がとびました。
元気そうで良かった。
東京、たくさんの人がいるのに
ちゃんと会える。

これまで出会った人は
互いに
どこに生まれ育ってたとしても出会えてる
偶然じゃなくて
必然なのかな
と思います。
こういうとき。

こないだの結婚式の神父さんも
仰ってました
「神の定めによってこの相手と夫婦になろうとしています」


縁ておもしろい。

ということで

これからもよろしく

◇◇草間彌生『無限の網』より◇◇

人材は見つけるというより、
育てなくてはいけないし、
環境によって育てられてゆくものなのである。

私にとって、MOMAニューヨーク近代美術館)は
「モダンアートの墓所」であった。
そこではモダンとはいったいどういう意味を持っているのだろう。
ゴッホセザンヌ、その他の亡霊たちはみな、
死んでいるか、死にかけている。
亡くなったアーティストたちの作品を展示している間に、
今生きているアーティストたちは死んでしまうではないか。
それが私の思いだった。